筋肉痛の対策ってどうすればいいの?

2016年07月25日

 

筋肉痛の原因は不明なまま


運動後、体の各所に現れる筋肉の痛みは日常生活にも支障を来すことがあります。筋肉痛という言葉には、運動中や直後に起きる「即発性筋肉痛」も含まれますが、一般に筋肉痛といった場合には「遅発性筋肉痛」のことを指すことが多いようです。

この遅発性筋肉痛が起きる理由でよくいわれているのが、運動によって作られた乳酸が、血流による筋肉への酸素供給を阻害することによって起きるというもの。しかし、これも仮説に過ぎず、実際は血中の尿酸値は運動後の早い段階で低下することがわかっており、この仮説ではこの事実を説明できません。

ほかの有力な仮説では、筋肉に起きた過緊張によるもの、筋肉組織の損傷によるもの、その損傷からの回復によるものなどがあります。そして、これらが複合的に関わっている可能性もあります。また、年を取ると、筋肉痛が遅れてやってくるなどといわれるものの、これも正確ではありません。

 

 

年齢と筋肉痛、速筋・遅筋の関係


筋肉には瞬発力を発揮する速筋と、持続力を発揮する遅筋があります。陸上でいえば、短距離走で重要なのが速筋で、長距離走の場合は遅筋が重要になります。速筋を酷使した場合、その痛みはすぐに現れます。一方、遅筋の痛みは遅れる傾向があります。

年齢を重ねると、人は急激な運動ではなく、ジョギングや軽登山のようなものを好むようになります。これらで主に使用されるのが遅筋で、その痛みの出現は遅くなります。速筋を酷使する運動を行わなくなるので筋肉痛は遅れるという訳で、年齢を問わず、急激な筋トレなどを行いますと、誰でもすぐに筋肉痛になるでしょう。

 

筋肉痛を和らげるには、治すには


次に筋肉痛をできるだけ早く治す、緩和する方法を考えます。もしも、その筋肉痛が酷い場合には、アイシングを行うとよいでしょう。湿布を使用する場合は冷湿布を使用しましょう。

そして、マッサージ。筋肉痛には血流が関係していますが、筋肉をほぐし、血流を整えてやることで、乳酸などを筋肉組織から出やすくします。これは特に入浴時、入浴後が有効です。ただ、力任せのような誤ったマッサージ方法ですと、逆に筋肉組織を痛めてしまうので注意が必要です。

 

軽い運動で筋肉痛を解消する


また、軽い筋肉痛であれば、ウォーキングやジョギング、水泳などを軽く行い、ストレッチを行うというのも一つの方法です。そして、筋肉痛対策で最も有効なのが、筋肉痛にならない工夫をすることです。筋肉痛の予防には、まず、普段からの体力作り。また、事前に準備体操を行い、運動後には整理体操を行うのもおすすめです。

そして、筋トレで筋肉痛が起きますと、トレーニングしたという実感が得られますが、必ずしも筋力アップに筋肉痛は必要ではありません。酷い筋肉痛が起きない程度でのトレーニングに努めましょう。

 

ただの筋肉痛と軽く考えない


正確な原因は不明ながら、誰もが筋肉痛になることは事実です。ただの筋肉痛だと思っていても、筋断裂や肉離れ、あるいは筋肉痛ではなく、関節リウマチだったなどということもありえます。その痛みが持続する、悪化する場合は、医師の診察を受けてみてください。

(画像はイメージです)

 

 

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