管理職も主婦もご用心!6月病を予防するには?

2016年05月09日


ゴールデンウィークが明けた頃、新入社員や新入生が陥る「5月病」はよく知られていますが、最近では新人に限らずベテラン社員や管理職、家庭の主婦たちにまで広がる「6月病」が増えているようです。

 

6月病をご存じですか?


「5月病」は新入社員や新入生が陥りやすいストレス反応として、すっかり知られるようになりました。4月から始まった新しい環境での生活にがんばってなじもうと努力しつづけ、ゴールデンウィークに突入。ゴールデンウィークが明けると、「何もやる気がしない」「朝起きられない」などの症状が出てきます。他にも不眠、疲れが抜けない、頭痛などの身体症状が現れることもあり、ストレスが原因の「適応障害」であると考えられています。

近年では新人に限らず、中途採用のベテランや管理職にも5月病が拡大しているそうです。そのうえ、6月に同じような症状が現れる「6月病」も増えているとか。平成27年に健康保険組合連合会が発表した「平成25年度メンタル系疾患(被保険者:入院外)の動向に関するレポート」によると、有病者の数は5月に比べて6月では3,000人近く増加しています。

 

6月病が増えてきた背景


では、なぜ6月病が増えてきたのでしょうか?
長引く不況や不安定な雇用状況による不本意な配置転換、仕事のICT化や専門化が進んで、ベテランの社員も新しい職場の業務に慣れるまで時間がかかることが考えられます。ようやく慣れてきた6月頃に、それまでにためたストレスや疲れが不調として出てくるのではないかと言われています。

それだけでなく、気候の影響もあると考えられています。6月といえば梅雨で天候や気圧が不安定な時期です。実際、雨天で身体の不調を訴える人がいるわけですから、6月病も気候と無関係ではないでしょう。

主婦は、新生活が始まった家族たちの影響を受けて自分の生活スタイルも変化し、ストレスが重なっていきます。そしてやっとペースがつかめてきた6月になると、今度は天候不順で洗濯物が乾かない、布団が干せない、カビが心配…と家事におけるストレスが増加、それまでの疲れが出てしまい、6月病になるのではと言われています。

 

長引かせないためのストレスマネジメント


6月病は、新しい環境になじもうと張りきりすぎてエネルギー切れになった状態です。まじめで几帳面な完璧主義タイプがかかりやすいという指摘もあるくらいですから、ストレスを軽減するために少しペースを落として、ゆっくりと休む時間をつくりましょう。ただし、起床と就寝、3食の食事時間は規則正しく守ることをオススメします。体内時計が乱れると自律神経のバランスも崩れて心身の不調がさらに悪化するかもしれません。睡眠をしっかりとり、休日は頭を切り替えてリラックスするように心がけてください。

6月は祝日がなく、乗りきるのにパワーが必要な月でもあります。症状が長引くときは、早めに病院に行って相談しましょう。受診するのは心療内科がオススメですが、敷居が高いと感じるようならまず内科で診てもらいましょう。

ライター/鈴木陽子

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