心と脳が変わる「マインドフルネス瞑想」で幸福感をアップ

2016年03月01日

 

グーグルやインテルなどのシリコンバレーのIT企業が社内研修に取り入れたことで注目されている“マインドフルネス”という瞑想法。瞑想と聞くと、「怪しい自己啓発ビジネスでは?」「ヨガのポーズの1つ?」と思う人もいるかもしれませんが、近年その効果が科学的に実証され、自宅で取り組む人も増えてきています。

マインドフルネスは宗教色のない心のトレーニング法

 

今から約2500年前、釈迦は菩提樹の下で瞑想し、悟りを開いたといわれています。そのとき釈迦が行った瞑想法から仏教的要素を取り除き、現代社会で日常的に取り組めるようにアレンジしたものを「マインドフルネス瞑想」(または「マインドフルネス」)といいます。マインドフルネス(Mindfulness)とは、日本語の「気づき」や「念」のことで、「“今”この瞬間を“心”に置くための方法」とされています。瞬間、瞬間の呼吸や体の感覚、頭に浮かぶ考えなどをありのままに観察することで、心地よさや静けさ、力強さを実感することができます。

マインドフルネス瞑想を継続的に行うと、以下のような効用があるといわれています。
・不安や怒りなどの感情をコントロールできるようになる
・イライラが減り、穏やかになる
・集中力・洞察力が高まる
・意識がクリアになる
・共感力や傾聴力が高まる
・幸福感が高まる

マインドフルネス瞑想はそのルーツが仏教であるがゆえ、時に宗教的、スピリチュアル的、あるいはオカルト的な見られ方をされることがありますが、現在では心理療法や心のトレーニング法としてのアプローチが主流です。
アメリカで行われた研究によると、1日20分のマインドフルネス瞑想を週4回行うと、集中力が最大で50%アップしたという結果が報告されています。
また長年マインドフルネス瞑想を行ってきた人は、瞑想経験がない人と比べて、脳の認知機能と深く関わる灰白質(かいはくしつ)という部分が多いというデータもあります。
このように科学的根拠をともなう研究が進んだことから、マインドフルネスは医学、心理学、ビジネス、スポーツなど、さまざまな分野で活用され始めています。

 

自宅できるマインドフルネス瞑想

 

マインドフルネス瞑想は、自宅でも、1人でも、簡単に行うことができます。特別な道具も必要ありません。リラックスできる服装と落ち着いて座れる環境があれば、いつでもどこでも行うことができます。

ここで、マインドフルネス瞑想を行うためのショート・アニメ―ショーンをご紹介します。企業・組織の健康づくりや生産性向上に関する調査・研究を行う株式会社 Campus for Hが制作した動画「マインドフルネス・ストーリー」は、初心者でもすぐに取り組めるよう、わかりやすくポイントをまとめています。

   

マインドフルネス瞑想にはメリットがたくさんありますが、結果を求めすぎるとかえってイライラしてしまうなど逆効果になることもあります。瞑想によって、自分は何に気づくのか?――まずはそれを見つけてみませんか。

 

 

◆資料提供
株式会社 Campus for H 「マインドフルネス・ストーリー」 https://vimeo.com/113469437#embed
◆参考図書
『日本一わかりやすいマインドフルネス瞑想』松村憲 著(BABジャパン)

 

 

<取材:照井みき>

コメント

    ハナコ

    2016年03月02日 16時47分

    ハナコ

    動画内のイラストが可愛いです!

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