人気サプリメント 今これが飲まれている (サプリメント〜Vol.2)

2016年04月08日

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サプリメントを試してみようと思うのはどんなときでしょうか? 薬を飲むほどではないけれど「疲れがとれない」「どうも膝が痛む」など、気になる自覚症状があるときかもしれません。または、「ダイエットをしたい」「運動のパフォーマンスを上げたい」「健康を維持したい」など、さまざまな目的でサプリメントが利用されています。店頭にずらりと並んだ品揃えの中で、生活をサポートするためにどんなサプリメントが選ばれているのでしょうか。

身近になったサプリメント生活


内閣府消費者委員会が2012年に実施した調査では、消費者の約6割が健康食品を使用しているという結果が出ました。年代別では50代以上の利用率が最も高く、約3割が毎日利用していました。サプリメント使用者の約半数は2種類以上を摂取しているとの報告もあり、健康意識の高さがうかがえます。
ビタミン、ミネラルなどの基本的な栄養素はもとより、コエンザイムQ10やα-リポ酸など、もともと医薬品として使用されていた成分や、カテキン、イソフラボンなど身近な食品に含まれる成分、あるいは、世界各地の植物に由来するハーブを素材としたもの、まったく目新しい成分など、サプリメント市場は多種多様な品揃えとなっています。

人気があるのはベーシックなサプリメント


富士経済『H・Bフーズマーケティング便覧2014』によると、国内の人気サプリメントは「青汁」「グルコサミン」「マルチビタミン/ミネラル」がトップ3にランクイン。「青汁」は、その豊富な栄養成分で生活習慣病を遠ざけるといわれ、年代を問わず人気です。「グルコサミン」は、徐々に失われていく軟骨組織を補う成分として、膝や肘など関節の不調に悩む人の定番。「マルチビタミン/ミネラル」は、忙しくて外食や加工食品に頼りがちな人が手軽に栄養補給する便利なサプリメントです。
次いで人気があったのは、主に美容を目的とした「ヒアルロン酸」や「ローヤルゼリー」、眼精疲労の回復に「ブルーベリー」、抗酸化力のある「ビタミンE」など、いずれも認知度の高い素材が選ばれました。


<国内サプリメントの需要内訳> 1463486899


サプリメントは、基本的な成分が中心となる《ベーシックサプリメント》と心身に磨きをかけるための成分が揃う《アドバンストサプリメント》の大きく2つに分けられますが、今回のトップ3は全てベーシックな成分。これはベーシックサプリメントの優先度が高いからだと言えます。
「サプリメントを始めてみよう」と思うとき、まずは毎日を健やかに過ごすために必要な栄養素を十分に補い、体調を整えてくれるベーシックサプリメントを選ぶことがポイント。不足分を満たした上で、各々のライフスタイルやニーズに合ったアドバンストサプリメントを追加するのが効果的な使い方なのです。

次回は、医薬品では不十分な領域にアプローチするサプリメントへの期待と効果のほどを検証します。


▶取材:ファンドリッチみどり

プロフィール

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監修:久保 明(くぼ・あきら)先生
1979年、慶應義塾大学医学部卒業。医学博士。米国ワシントン州立大医学部に留学後、一貫して抗加齢医学・生活習慣病の研究と臨床の場での実践に取り組む。日本臨床栄養協会理事、厚生労働省 薬事・食品衛生審議会 専門委員、日本抗加齢医学会評議員、東海大学医学部客員教授等、歴任。歌舞伎座タワーにある銀座医院にエイジングケアを専門とする「プレミアムドック」を立ち上げ、院長補佐として診療を行っている。近著に『週に1度食べないだけで体の不調はリセットできる』(日東書院)、『一生寝たきりにならない「動ける体」のつくり方』(長岡書店)、『「糖化」をふせいで老けない・病まない体になる!』(PHP研究所)等がある。

◆参考サイト:*内閣府のホームページ

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