どんな時に飲めばいい? 薬局で買える胃薬

2016年01月05日

 

「胃の調子が悪い」と一言でいっても、胸焼けや膨満感、もたれ、腹痛、食欲不振など、その症状はさまざまです。すぐになんとかしたい胃の不調がある時や、忙しくて医療機関に行けない時には、市販薬の胃薬が役に立ちます。セルフメディケーション(自分で手当てすること)では、薬の種類や効果を知り、症状に合った薬を上手に使いましょう。

こんなにたくさんある、胃薬の種類

 

市販の胃薬には、さまざまな症状に幅広く効く「総合胃腸薬」と、配合成分を絞った「症状別の胃薬」の、大きく2つに分けられます。症状別の胃薬は、それぞれの原因に対応した処方なので、症状に合った薬を選べばより効果的。でも、「健胃薬ってどんな時に飲むの?」「H2ブロッカーって何?」など、購入する際、戸惑う人もいるのではないでしょうか。
胃薬は、効果別に次の7種類に分けられます。

健胃薬
消化液の分泌を促し、胃の機能を活発にします。
胃もたれ、食欲不振、消化不良などに

消化薬
消化酵素の働きで食べ物を分解し、消化を促します。
食べ過ぎ、消化不良、食欲不振などに

制酸薬
多すぎる胃酸を中和し、胃粘膜を保護して胃への刺激を和らげます。
胃痛、げっぷ、胸焼けなどに

酸分泌抑制薬(H2ブロッカー)
過剰な胃酸分泌を抑え、胃の痛みなどを和らげます。
胃痛、胸焼けなどに

胃粘膜保護・修復薬
傷ついた胃粘膜を修復したり、胃の血流を増やしたりして、胃粘膜の再生力を高めます。
胃痛、胸焼け、げっぷなどに

胃運動機能改善(整胃)薬
胃の粘液を増やし、蠕動運動を高めます。
胃もたれ、食欲不振などに

鎮痛鎮痙薬
胃の異常な緊張や胃酸分泌を抑え、痛みを和らげます。
胃痛、吐き気などに

 

ストレスに弱い胃を守る漢方薬

 

胃はとてもストレスに敏感な臓器です。悩んだり怒ったりする感情の変化が、自律神経によって調整されている胃の働きに影響します。東洋医学では、症状や原因に的を絞ってアプローチをする西洋医学と異なり、全身の症状や体質などを総合的に捉えて治療をしていきます。そのため、体質に適した漢方薬を使用するのが基本ですが、複数の漢方処方を組み合わせることにより、異なった体質に幅広く対応できる漢方胃腸薬も市販されています。安全性が高いので家庭の常備薬にも適しています。

利便性の高い市販薬ですが、持病があり薬を飲んでいる人や妊婦、アレルギー体質の人は、薬剤師によく相談して薬を選ぶようにしましょう。また、しばらく飲み続けても症状が回復しなかったり副作用が出たりした場合には、医師、または薬剤師に相談しましょう。

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