市販のお薬を活かすセルフメディケーションで健康長寿

2015年12月02日

OTC医薬品という言葉を耳にする機会が増えてきました。「市販薬」や「大衆薬」とも言われるこの医薬品が生まれた背景には、規制緩和の他に、「自分の体のことは自分がいちばんよく知っている」という消費者側のニーズもあります。
OTCの正しい知識を得て、上手に活用しましょう。

OTC医薬品とは?

 

薬には、医師が処方する医療用医薬品と、市販されるOTC医薬品があります。OTC医薬品とは、カウンター越しに販売される(Over The Counter:オーバー・ザ・カウンター)薬に由来した名称で、「市販薬」「大衆薬」「家庭薬」とも呼ばれる一般用医薬品です。近年、薬の販売に関する規制緩和が進み、一部の薬を除いてインターネットやコンビニエンスストアでも購入できるようになりました。この緩和によって、OTC医薬品がより便利に使えるようになり、セルフメディケーションの環境が整えられてきたともいえます。

 

自分の体は自分で守る

 

セルフメディケーションとは、直訳すると「自分で薬を使う」ということですが、日本OTC医薬品協会では「日常生活でおこる体の不調やケガの中で、自分で判断できる程度の軽い症状を自らOTC薬を使って手当てすること」と定義しています。具体的には、風邪をひいたときには風邪薬を買って飲み、ケガをしたときには消毒薬や絆創膏で手当てをするということ。しかし、日常的な健康管理による生活習慣病などの予防もセルフメディケーションには欠かせません。日頃から飲み過ぎや食べ過ぎ、睡眠不足や喫煙などの不摂生を続けて体の不調を放置していると、大病を招いてしまいます。不便な通院を余儀なくされ、高価な薬を飲み続けることにもなりかねません。
毎日の生活の中で、自分の体を労わり、健康を維持する心がけもセルフメディケーションなのです。

OTC医薬品を使うときに気をつけること

 

医師の指示ではなく、自分の判断で使用するOTC医薬品。使用する際には、添付されている説明書をよく読みましょう。「用法・容量」はもとより、「使用上の注意」の中で「してはいけないこと」「相談すること」の項目も重要です。乳幼児、妊婦、アレルギー体質の人、持病(基礎疾患)があり医療用医薬品を飲んでいる人は、副作用や飲み合わせについて確認する必要があります。

使い方について不安やわからないことがある場合は、薬剤師に相談しましょう。
気軽に質問できる、かかりつけ薬局や薬剤師を決めておくこともおすすめです。
また、風邪薬や胃腸薬など、一部のOTC医薬品の購入代金は、医療費控除の対象となりますので、レシートは捨てずに保管しておきましょう。


参考サイト: 『日本OTC医薬品協会』のHP
              http://www.jsmi.jp/index.html

『NPO法人セルフメディケーション推進協議会』のHP
              http://www.self-medication.ne.jp

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