人間ドックを受診しよう(2)これだけは受けておきたい!年代別おすすめ検査プラン

2016年10月04日

 

世代によって、また性別によっても、健康について気になることは違います。そこで、それぞれの世代別に、受けておきたい検査項目を紹介します。

 

どんな病気を検査したいのかを決める


会社で定期的に行う健康診断は、検査項目が法律で決まっているので基本的に検査項目は同じです。
人間ドックというと「体の隅々までくまなく検査してくれる」と思われがちですが、健康診断のように検査項目が決まっているわけではないので、自分で「どんな病気を調べたいか」、「健康状態で気になるのはどこか」を考えて検査プランを選ばなければなりません。
検査する施設によって検査できる項目が違うこともあるので、まずは自分が何を調べたいのかを決めましょう。

 

検査したい項目は人によっても、年齢によっても、また性別によっても異なります。人間ドックのなかでも「基礎ドック」と呼ばれている検査の項目は、たいていどの施設で検査しても共通している場合が多いのですが、それに気になる部分の検査を追加することで、自分に合った人間ドックプランを作ることができます。

 

まず、人によって何が異なるのかですが、考えられるのは家族の既往歴です。例えば身近な血縁者に心臓病や糖尿病の既往歴がある人は、その人自身も同じ病気にかかるリスクがありますから、早めに検査することをおすすめします。
また、煙草を吸う人や現在は吸っていなくても喫煙歴がある人は、呼吸器系の検査もしておくとよいでしょう。
そのほか、性別によって項目が異なるものもあります。女性では乳がんや子宮頸がんなどの女性特有の病気をチェックしておきたいですね。男性ならば前立腺がんなども気になるところでしょう。
年齢が上がれば上がるほど、がんの罹患率が高くなり、心筋梗塞などの確率も高まるので、より詳細な検査が必要になっていきます。

 

世代別のおすすめ検査項目

 

◆30代におすすめの検査プラン
まだまだ若いとはいえ、20代のようにムチャができなくなってくる年代です。そろそろ気になりだす糖尿病や高血圧、肥満といった生活習慣病に関する検査は、ほとんどが基礎ドックに含まれていますから、これは各世代に共通した必須の検査です。
追加したいのはまず、消化器系の検査。仕事でストレスを抱えている人は胃がんや胃潰瘍のチェックを。またアルコール摂取の量が多い人は肝機能の検査もするとよいでしょう。


◆40代におすすめの検査プラン
40代は仕事の面でも更なる責任が増え、忙しくなる年代です。30代に比べると体力が落ちてきますし、健康診断で要再検査の項目が出てくるのもこの世代。
30代の検査プランに加えて、肝炎や肝臓がん、胆石などの異常がないかどうかを腹部超音波検査でチェックしましょう。また、大腸がんが気になる人は便潜血検査もおすすめです。
女性は乳がんや子宮がん、子宮頸がんといった女性特有の検査を加えましょう。


◆50代におすすめの検査プラン
50代になると消化器系に加えて、循環器系の項目の検査をしておきましょう。
特に不整脈や狭心症などが増加するのがこの年代です。心電図検査などで心臓周辺の機能チェックを加えるとよいでしょう。


◆60代におすすめの検査プラン
まだまだ元気と思っていても、60代になるとがんになるリスクが一段と高まります。
胸部CT、PET検査や腫瘍マーカーなどで精密に検査し、早期発見を目指しましょう。全身くまなくチェックできるMRI検査もお勧めです。
また、脳梗塞などの疾患が増えてくる世代でもあり、気になる人は最近話題の「脳ドック」を受診してみても。

 

(ライター/三浦顕子)

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