かゆいしくさい!なかなか治らない水虫の特徴と対策とは?

2016年08月16日

はぐれ薬学院生(♀)の “しみる” ひととき 第32回


気温も湿度も上がる季節、心配になる水虫。かゆいしくさいし、どうすれば良いの?とお悩みの方、ただ薬を塗るだけになっていませんか。水虫は生活習慣からケアするのが大事です。今年こそ水虫とオサラバしましょう。
 

いきなりですが、それは水虫じゃないかも


ついに水虫になってしまったかもしれない…とお嘆きの方、実は水虫じゃないかもしれません。水虫かもと訴えた患者さんの3割は別の疾患だったという報告もあるくらい、水虫は間違えられやすい病気です。
市販薬を何回も試すより、一度皮膚科で診断を受けるほうが手っ取り早いといえます。まずは受診をオススメしますが、どうしてもという方には以下を参考にしてください。

水虫の特徴とは?

●ゴールデンウィーク頃から夏にかけて徐々に悪化し、冬に多少改善する。
●十分に治療しないと、繰り返し発症する。
●症状が狭い範囲内で起こっている(限局性)。
●症状の激しい時期(急性期)には、皮膚の赤み、水ぶくれ、強いかゆみ、皮むけなどの症状が起こる。
●慢性化すると、かゆみや水ぶくれはなく、皮膚が厚くなることが多い。

 

病院へ行くタイミング

●皮膚科で検査を受け、医師の診断を受けるのが一番。
●爪が白く濁って厚くなっている場合、塗り薬の効かない爪白癬の可能性があります。この場合は皮膚科で飲み薬の処方を受ける必要があります。
●市販の水虫用薬をきちんと使い、1〜2週間経っても効果がなかった場合も皮膚科へ。他の病気や塗り薬の効かないタイプの水虫の可能性があります。
●症状の出ているところが広範囲であったり、顔面、粘膜、陰部に起きている場合、ぐじゅぐじゅやひび割れがひどい場合は市販の水虫用薬で対応できません。まず皮膚科へ。
●妊婦(4〜15週)、乳幼児、アレルギー体質、糖尿病、ステロイド剤を服用中の方、免疫疾患をお持ちの方もまず皮膚科へ。

 

液、クリーム、スプレー?水虫の市販薬は水虫のタイプで選ぼう


市販品を使うにしても、液タイプやらクリームやらスプレーやら、どれがいいのやらと迷ってしまいますね。
市販薬の場合、現在はほとんどの商品が1日1回の使用で済む第3世代の抗白癬菌薬となっていて、水虫の原因菌(白癬菌)に対する効き目としてはあまり大差がないと言えます。そのため、商品を選ぶポイントは「薬の形態(液、クリーム、スプレーなど)」と「一緒に配合されている他の成分(かゆみ止め、清涼剤など)」の違いとなります。これを決めるには、まず自分がどの水虫のタイプなのかを知ることが大事です。


小水疱型のようにかゆみのある場合は、かゆみ止め成分が配合されている製品を選びます。かゆみの強い場合は冷却効果もあるエアゾール剤を使うとより良いでしょう。

角質増殖型の場合、皮膚が分厚いせいで薬がうまく届かないことがあります。このようなときは、角質を柔らかくする成分(尿素、イオウ、サリチル酸など)が配合されたものを選ぶと良いです。

最近では女性向けの水虫薬も出ていますが、商品のパッケージや香りが違うだけで有効成分に差はありません。

 

お悩みの人必見!水虫治療の「かきくけこ」


なかなか水虫が治らないとお嘆きの方、薬を正しく使えていない可能性があります。また、水虫の治療は生活習慣も重要な要素。以下に水虫治療に大事な5ヶ条をあげてみました。自分が正しく対策できているか、確認しましょう。

 


最近では水虫の方向けに薬効成分が含まれた足洗い用ソープが発売されています。是非このようなアイテムも活用してみてください。
水虫は家族にも感染する可能性のある病気。しっかり足をケアして、みんなでさわやかな朝を迎えたいですね。


コメント

この記事へのコメントはありません。

この記事の関連ワード

新着の記事

Sidekibit b fefa1c4699a4986147a527399409cd3c5417e373a7c81d98947fd955971daf54

人工知能KIBITが、あなたに合った記事をおすすめします。 初めてKIBITに教えた時は翌朝までお待ちください。