プリン体の吸収を防ぐ乳酸菌「ブレビス菌」を発見!

2016年06月06日
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痛風や尿路結石といった病気の引き金となるプリン体

近年ビールや発泡酒などで「プリン体0」や「プリン体オフ」といった言葉を良く目にしますが、プリン体はビールや発泡酒だけに限らず、レバーや魚それに干し椎茸など、日本人が好む食材に意外と多く含まれています。

これら食品からプリン体を過剰に摂取すると、体内に尿酸が蓄積し高尿酸血症を引き起こすことになります。これを放置したままさらに進行すれば、合併症として痛風や尿路結石などの病気になってしまいます。現在痛風により通院している人は、全国で約87万人もいるといわれています。

こういった問題に対処するため、医薬品の研究開発および製造販売事業を展開する日東薬品工業株式会社は、「ブレビス菌」に尿酸値を下げる効果が有ることを確認し、アメリカ油化学会2016年大会で研究結果を発表しました。

京都大学との共同研究成果をアメリカ油化学会に発表

京都大学との共同研究により発見された「ブレビス菌」(ラクトバチルス属ブレビス種の乳酸菌 Lactobacillus brevis NTM003株)は、菜の花漬けから発見された乳酸菌で、この菌にはプリン体が体内に吸収されることを抑制する効果が有ると研究により認められました。

この「ブレビス菌」を摂取することにより、痛風や尿路結石などプリン体の過剰摂取から引き起こされるこれらの疾患の発生を、予防できる可能性が有ると見込まれています。

この研究結果を受け、2016年5月2日にアメリカ ソルトレイクシティで開催された、第107回アメリカ油化学会2016年大会において、京都大学と合同して「ブレビス菌」に関わる腸内細菌の最新動向について発表したということです。

尿酸値を意識せず、今まで通り美味しい物を食べられるかもしれない「ブレビス菌」には、今後も注目する必要が有りそうです。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

@ press 乳酸菌ブレビス菌にプリン体を代謝する活性を確認
https://www.atpress.ne.jp/news/102105

日東薬品工業株式会社
http://www.nitto-pharma.co.jp/

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