奇跡のスーパーフルーツと言われる「アサイー」に注目

2016年03月08日

1463486685


世界のトップアスリートやハリウッドスターが注目して話題となった「アサイー」は、健康や美容にいい成分があまりに多く含まれることから「奇跡のフルーツ」と言われています。その驚くべき有効成分と効果を知れば、きっとあなたも試してみたくなるはず!

「アサイー」ってどんな食べ物?


最近テレビや雑誌で、ヘルシーなスイーツとしてよく取り上げられている、アサイーを使った「スムージー」や「アサイーボウル」。この濃紫色のドロッとした不思議な食べ物は、そもそもどんな食材かご存知でしょうか。
アサイーは、南米ブラジルのアマゾン川流域に自生している植物です。直径1cmほどの丸い濃紫色の果実がブルーベリーに似ていることから、「アサイーベリー」などと呼ばれることもありますが、ベリー類とはまったく別のヤシ科の植物です。現地では昔から日常的に食べられてきた果物ですが、最近では「スーパーフルーツ」のひとつとして注目されています。
スーパーフルーツとは、活性酸素を抑制する「抗酸化作用」の強いフルーツのこと。その中でもアサイーは、抗酸化作用をもつ成分の含有量がフルーツではナンバーワンと言われています。
抗酸化作用がなぜ健康にいいのでしょうか。活性酸素は、体内で発生すると、組織や臓器をどんどんサビつかせていきます。いわゆる酸化と呼ばれる現象です。個々の細胞の膜を酸化し、体の老化を進めていくのです。また、活性酸素が遺伝子を直撃して傷つけ、発がんのきっかけとなる危険性もあります。ほかにも、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、動脈硬化、疲労、ストレスにいたるまで、現代人を悩ます問題の多くに、活性酸素が関わっていると言われています。
また、美容の面から見ると、紫外線や加齢、ストレスなどによって皮膚に発生する活性酸素は、肌の老化を促す最大の元凶です。抗酸化力の強い食べ物は、アンチエイジングの上でも大きな効果があるのです。

抗酸化だけじゃない、アサイーの驚きの効果


アサイーの高い抗酸化力を生み出している成分は、ポリフェノールの一種である「アントシアニン」です。赤ワインにも含まれ、一時期赤ワインが健康にいいと話題になったのは、このポリフェノールが豊富なためですが、アサイーにはなんと赤ワインの10~30倍ものポリフェノールが含まれているのです!
さらに、アントシアニン以外にも、オレイン酸、ビタミンB1・B2・C・E、β‐シトステロール、食物繊維、鉄分、カルシウムなど、様々な有効成分が豊富に含まれています。
オレイン酸、β‐シトステロール、食物繊維などの成分は、血液中のコレステロールを正常に保ち、抗酸化成分が悪玉コレステロールの酸化を防ぐことから、動脈硬化の予防に効果があります。さらに、これらの効果と、血糖値の急激な上昇を抑える食物繊維の働きは、メタボリック・シンドロームの改善にも効果的といえます。
ブルーベリーの約4倍含まれるアントシアニンは、疲れ目の解消にも効果的。さらに、便秘、骨粗鬆症、ストレス、疲労、貧血など、様々な症状に効果が期待できます。

アサイーの効果的な食べ方


アサイーの効果を知って、「ぜひ食べなければ!」と思ったあなた、ぜひ生活に取り入れてみてください。アサイーは、とても傷みやすい果実ですから、日本で生の果実を入手することはできません。ピューレ状にした冷凍品か、パウダーなどを購入して、スムージーやアサイーボウルにして摂るのがおすすめです。冷凍ピューレは、解凍してヨーグルトや牛乳、豆乳に混ぜるとおいしくいただけます。バナナやイチゴなどの果物を一緒に混ぜてもいいでしょう。粉末は、他のフルーツジュースや炭酸水、牛乳に混ぜて飲んだり、ヨーグルトに混ぜて食べると、おいしく摂ることができます。最近は、カフェやレストランでもアサイーを使ったドリンクやデザートがメニューに登場していますから、手軽に試すことができますね。
一つ覚えておいていただきたいのは、アサイーは食品ですから、食べてすぐに効果が得られるわけではありません。毎日欠かさず長く食べ続けることが、効果を得る最大のポイントなのです。
「奇跡のスーパーフルーツ」アサイーを取り入れて、美容と健康にいい生活を送ってみてはいかがでしょう。

1463486685

プロフィール

1463486685

矢澤 一良(やざわ・かずなが)
「日本を健康にする!」研究会会長。早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構規範科学総合研究所 ヘルスフード科学部門研究院教授。1972年京都大学工学部工業化学科卒業。株式会社ヤクルト本社・中央研究所入社、微生物生態研究室勤務ののち財団法人相模中央化学研究所に入所。東京大学より農学博士号を授与される。2000年湘南予防医学研究所設立、東京海洋大学大学院ヘルスフード科学講座客員教授、東京海洋大学「食の安全と機能(ヘルスフード科学)に関する研究プロジェクト特任教授を経て2014年より現職。予防医学、ヘルスフード科学、脂質栄養学、海洋微生物学、食品薬理学を専門とする。
◆参考文献:『アマゾン産スーパー果実 アサイー』矢澤一良 著(ハート出版)

コメント

この記事へのコメントはありません。

この記事の関連ワード

新着の記事

Sidekibit b fefa1c4699a4986147a527399409cd3c5417e373a7c81d98947fd955971daf54

人工知能KIBITが、あなたに合った記事をおすすめします。 初めてKIBITに教えた時は翌朝までお待ちください。