カロリー制限なし!話題のMEC食ダイエットとは?

2016年01月13日

 

健康的に減量ができると話題になっている「MEC食ダイエット」をご存知でしょうか。MEC(メック)とは、肉(Meat)、卵(Egg)、チーズ(Cheese)の頭文字を取ったもので、これらを食事の中心にするダイエット方法です。

MEC食ダイエットとは?

 

MEC食とは、沖縄県にあるこくらクリニック院長・渡辺信幸氏が考案した食事法のこと。肉、卵、チーズを中心にした食事から必要な栄養素を摂取し、しっかり噛むことで、無理なく自然に糖質を摂る量が減ります。その結果、体重減少や体質改善につながるというものです。
糖質を控えるという点で、近年主流になってきている糖質制限ダイエットと同じ系統の食事法ですが、「タンパク質と脂質を十分に摂る」ことを優先するというのが大きな違いです。糖質を減らそうとすると、脂質も同時に控えてしまう人が多いため、MEC食では体に必須のタンパク質と脂質を先に摂取し、糖質は後回しにするという考え方になります。

 

カロリー制限の落とし穴

 

ダイエットといえば、カロリー制限。だから、肉や卵をたくさん食べたら太るのでは…?と思いがちですが、実はそこに落とし穴があるといいます。
カロリーを減らそうとすると、おのずと食事量が減ることになり、一時的に体重が減ります。しかし、体に必要な栄養分までが不足することが多く、筋肉が落ちたり、肌荒れや体の不調などを招く場合も。
それだけでなく、栄養が十分でないとできるだけパワーを使わないよう、体は低燃費の状態になります。その結果、さらに脂肪を蓄えようとし、カロリーを減らしても体重が減りにくくなるという、“痩せにくく太りやすい”体質になっていきます。これがリバウンドの大きな原因でもあるのです。

MEC食ダイエットのポイント

 

MEC食のやり方は、とてもシンプルです。ポイントは2つ。
ひとつ目は、肉、卵、チーズを中心とした食事内容にすること。1日に食べる量は、肉200g、卵3個、チーズ120gが目安になっていますが、足りなければ増やします。肉やチーズの種類は問わず、調理方法もお好みで。また、1日3食にこだわらず、空腹を感じたらいつ食べてもかまいません。これらを食べたあとに、ビタミンC補給のため、葉野菜を少量加えるのがルールです。
ふたつ目は、ひと口につき30回噛んで食べること。よく噛んで食べることで消化もよくなり、満腹感を得やすくなるので、自然と糖質の摂り過ぎを防げます。

MEC食のメリットと注意点

 

MEC食はとても簡単なルールで、食材も特別なものは必要ないため、いつでも始めることができます。また、食べる量を我慢しなくていいので、ストレスがたまりにくいというのも、大きなメリットです。特に運動をする必要もありません。
糖質からできるブドウ糖は、体のエネルギー源となっていますが、MEC食で糖質の摂取が減ると、ブドウ糖の代わりに、脂肪から作られる「ケトン体」という物質が使われるようになります。脂肪をエネルギーとして使いやすい状態となり、太りにくくなるというのもポイントです。

MEC食は、単なるダイエット法ではなく、肥満や糖尿病を防ぎ、健康な体を作るというのがいちばんの目的ですが、摂取する食材は偏ったものになります。体質によって合わない場合もありますし、効果には個人差があるので、体調を見ながら行うようにしましょう。また、現在何らかの病気にかかっている人は、始める前に医師に相談することが大切です。

面倒なカロリー計算がいらず、空腹でつらい思いをせずにダイエットできるのはうれしいですが、どんな方法であっても無理なダイエットは禁物。体の声を聞きながら、健康的な体を目指しましょう。



◆参考文献:『肉・卵・チーズのMEC食でダイエット』
渡辺信幸 監修、MEC食推進委員会 編著(宝島社)

 

 

(文/伊井順子)

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