スタンディングデスクで気力、体力、ながらでUP!

2015年11月04日

数年前から話題となっているスタンディングデスク(電動昇降机)。数十万円もする電動式を買う人から、DIYで自作する人まで。ドイツ出張から戻った知人は、「本社ではみんな立って仕事していてさ。あの机欲しいなぁ。」 ともらす。で、実際どうなの? というわけで、いろんな人の体験談を調べてみた。

スタンディングで肥満、心臓病、糖尿病、がんリスクが下がる?

 

え、ずっと立っているんでしょう? そんなのムリ、と思うのは早計。たいていの人は立ったり座ったりを繰り返し、自分が快適なペースで使用しているようだ。

 

都内PR会社を経営するシルベスタさんもそのひとり。
「朝、出社して新聞を読んだり、午後のリセットなど気分転換にもいいです。」という。

 

そもそもスタンディングデスク登場の裏には、医学的な研究で座りっぱなしのデスクワークが健康に悪いことが明らかにされてきた背景がある。肥満や心臓病、糖尿病、そしてがんも、座りっぱなしでいるとリスクが高くなると報告されているのだ。とはいえ、ずっと立っていれば良いかといえば、それはそれで弊害もある。要はバランス。始めは足腰に疲れがくるが、慣れてくれば身体が鍛えられ立つ時間が長くなるようだ。

 

立ちながらの作業効率はいかがなものか

 

研究では、立っても座ってもタイピングのスピードやミスに大きな差は出なかったと報告されている。 メール確認は「座り」で、ライティングは「立って」など、姿勢により作業を分けている愛好家も多い。体験者のほとんどが、使い始めてから集中力がアップしたり、以前より行動的になった、など気力の面でもメリットを感じている。始めは立っていると集中できなかった人も、集中力が必要な作業はだんだんと立って行うようになるという。立つだけである程度姿勢が良くなるので、座ってばかりで腰や背中が痛い、という人にも朗報だ。

 

立っているときの負担を減らすポイントは次の3つ。

① パソコンの高さを目線に合わせる
② 腕を安定させる
③ 机の高さを正しく調整する

立っているときはもちろん座ったときも、正しい姿勢が保てるように、高さを自在に調節できればなおよい。

北欧では座り机が消え始めている…

日本のオフィスに広く普及するにはしばらくかかりそうだが、東京にはシルベスタさんのように10年ほど前からいち早く導入している先端的な会社も。従業員の健康が会社責任とされているスウェーデンでは全社的に導入されているケースが増え、昔ながらのデスクは過去の遺物となっていきそうな気配すらあるという。

 

あと数年したら、オフィスのよくある風景が、がらりと変わっているのかもしれない。

プロフィール


プサ子
「医学をわかりやすく」をテーマにコミュニケーションを研究・発信するプサラ研究所の研究員。健康に役立つ情報を専門知識がなくてもまるっとわかるようにやさしくお伝えしていきます。

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