人によって違うベストな睡眠時間の見つけ方

2016年08月19日

 
「理想的な睡眠=8時間」はウソ!


理想の睡眠は8時間、とはよく聞く話。一方アメリカでは、7時間睡眠の人の方が8時間睡眠の人より寿命が長いという研究結果もあるそうです。ちなみに日本人の平均睡眠時間は7時間23分です。

実は医学的には、万人に当てはまる理想的な睡眠時間は存在しないというのが答えです。睡眠時間には個人差が非常に大きく、年齢、性別、季節、生活環境、職業などによっても様々です。

 

睡眠タイプの3分類

人は一般的に、必要な睡眠時間によって大きく3タイプに分けられます。人口の85%、つまりほとんどの人は、6〜9時間の睡眠を必要とし、睡眠時間を調整しやすいという意味で「バリュアブルスリーパー」と呼ばれています。

これに対して、毎日6時間以下の睡眠で過ごし、それで熟睡感が得られている「ショートスリーパー」と呼ばれる人も、5%程度存在します。一方、9時間以上の睡眠時間が必要な「ロングスリーパー」も10%程度を占めています。

この違いは遺伝的なものと言われていますが、ロングスリーパーは眠りが浅いために、それを長さで補っているという説もあります。ある意味で、ショートスリーパーはロングスリーパーより効率的に眠っていると言えるかもしれません。

 

ショートスリーパーになるのは可能?

かのナポレオンは3時間睡眠だったと言いますし、寝る暇もない起業家たちがバリバリと成果を出すのに憧れる人は多いかもしれません。しかし、ショートスリーパーになろうと睡眠を無理に縮めることは、あまりオススメできません。

バリュアブルスリーパーが睡眠を極端に短くすると、日中にマイクロスリープと呼ばれる症状が現れます。自分では起きようとしていても、脳が一瞬寝てしまうのです。

また、こうした人びとが5時間睡眠を続けると、3日目から脳機能が極端に低下することも確認されています。

これを続けてしまうと、体内時計を乱すことにつながります。そうすると自律神経やホルモンバランスにも悪影響が及び、不眠などの睡眠障害につながる可能性もあるのです。何事も、無理はよくありません。

 

自分にぴったりの睡眠時間を見つけよう!

 


ここは、持って生まれた体の特徴だと割り切って、自分に必要な睡眠時間を見つけましょう。Michael Breus博士が提唱する、最適な就寝時刻と睡眠時間を調べる簡単な方法をご紹介します。

レム睡眠とノンレム睡眠で構成される睡眠サイクルは、平均的に90分。そこで、これを5回繰り返した7.5時間を必要な睡眠時間と仮定します。

次に、たとえば朝7時を起床時刻として設定します。すると、その7.5時間前、つまり午後11時半が就寝時刻となります。これを3日間続けてみてください。

3日後に、起床時刻の10分前、つまり6時50分頃に自然と目が覚めたら、7.5時間があなたにとって最適な睡眠時間だということになります。

起きられなかった場合には、3日ごとに就寝時刻を15分ずつ前倒ししていきましょう。これを続けてみて、予定した時刻の10分前に自然と目が覚めた時点で、あなたにとってベストな睡眠時間がわかります。

この方法なら、1〜2週間ほどで自分に合ったサイクルが把握できます。快適な毎日を過ごすために、是非試してみてくださいね。

(画像はイメージです)

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