寝具の色が睡眠に与える影響

2016年07月29日

 

好きな色と熟睡できる色は違う


1日の中でもかなりの時間を過ごす寝室。眠るためのこの部屋にこだわっている人は多いはず。質の良い睡眠を手に入れるために間接照明を取り入れたり、好みの色のインテリアで統一したりしているのではないでしょうか。

近年の研究によって寝具の色が睡眠に影響を及ぼすことがわかってきました。ここでポイントになるのは、好きな色と熟睡できる色は違うということ。

今回は寝室に適した色と適さない色について考えてみましょう。

 

 

よく眠れるカラー


最もよく眠れるカラーは青系。青系のカラーは精神的にも肉体的にもリラックスすることができると言われています。

青い寝室は心拍数や血圧を落ち着かせ、身体を眠るのに最適な状態へと導きます。青空や水を連想させる青色には緊張を緩めて心を落ち着かせる作用も。睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌を促進するとも言われています。

また、黄色系や緑色系もおすすめです。黄色や緑色にも高ぶった精神を静める効果があります。「冬場に青い寝具は寒そうなイメージで使いたくない」という人にはこちらのカラーがぴったりです。

これらのカラーだけでなく、シルバーも睡眠に適したカラーだと言われています。シルバーの寝具を見ると脳が月明かりと錯覚して寝つきが良くなるそうです。

 

 

眠れないカラー


実は最も眠りに適していないカラーは白色。意外ですよね。白は強い色であり、眠る前にこの色を見ると緊張して寝つきが悪くなってしまいます。

しかし、病院やホテルではベッドもシーツも白で統一されています。これらの場所では汚れが目立つようあえて白いシーツを使っているのです。特に病院では血液や体液がシーツについていないか確認することで予想外の怪我や出血がないかを確かめることができます。

また、紫色も寝室には適していません。紫で寝具を統一すると高級感がありますが、紫色は脳の芸術分野に働きかける色です。色の効果によって寝ている間も創造性を刺激され、はっきりとした夢や悪夢を見ることも。紫色の寝具を使うと「夢ばかり見てよく眠れない」などという事態に陥るかもしれません。

これら以外のカラーでも睡眠には適さないカラーがあります。それは茶色と灰色。シックな部屋を好む人や男性が選びそうな色ですが、寝室に使うと寂しさを感じさせたり気分を下げたりして快適に眠ることができなくなるようです。

「睡眠中は目を閉じているのに色が関係あるの?」と思う人もあるでしょう。なんと、色を感知するのは目だけではないのです。皮膚にも目と同様に色の受容体があるのです。そのため、目を閉じて寝ている間も寝具の色から影響を受け続けています。

不眠に悩んでいるのなら、まずは寝具の色を変えてみてはどうでしょうか。寝室は寝るための部屋ですが、リラックスするための部屋でもあります。寝具の色を変えてよりリラックスできるようになれば自然とよく眠れるようになるでしょう。

(画像はイメージです)

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