睡眠前の電子機器が与える影響

2016年07月11日

 

明かりが眠りの妨げになる


「なかなか眠れない」「眠っているはずなのに、すっきりしない」「充分な時間寝たはずなのに疲れが取れない」こういった悩みを持つ人はいないでしょうか。その原因は眠るまでのいつもの習慣、そして眠り方に原因があるのかもしれません。

睡眠にはメラトニンというホルモンが関わっています。このメラトニンは明るい環境では分泌量が少なくなりますので、眠れなくなるか、眠ったとしても熟睡できず、朝になっても疲れか取れないままになってしまう可能性があります。目をつぶっていても、まぶたを通して光は眼球に届きますので、部屋の照明を消してから眠ることをおすすめします。

 

 

スマホやパソコンの明かりも


メラトニン分泌に悪影響を与えるのは部屋の明かりだけではありません。たとえば、スマートフォン。これから眠ろうとする時に、強い光を放つスマホの画面を見続けていると、その刺激でメラトニンの減少を招きます。これはパソコンでも同様です。

 

ブルーライトは寝付きや睡眠の質に悪影響


スマホやパソコンでは、最近、「ブルーライト」という言葉がよく聞かれるようになりました。私たちは普段、様々な波長の光を見ているわけですが、波長の短い光には強いエネルギーがあるとされ、それが青から紫の光で、スマホやパソコンのバックライトに使用されていますので、特に注意喚起を促す説が唱えられるようになりました。

ブルーライトが目に悪影響を与えるかどうかについては、それを肯定する説もあれば、根拠が不十分とする専門家もいます。ただ、メラトニンは体内時計、生体リズムの調整にも関わっているため、眠ろうとする時のブルーライトが寝付きや睡眠の質に対する悪影響を考えておく必要があるかもしれません。

また、体内時計の異常は睡眠障害だけでなく、うつ病やがん、不妊、肥満などのリスクを上昇させるともいわれているため、早々にスマホを手放して部屋を暗くして眠り、朝日を浴びるということが健康面では大切なことのようです。

 

スマホやパソコンは交感神経を優位にする


自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、眠気を催し、眠りにつくためには副交感神経の働きが重要になります。自律神経は交感神経と副交感神経のバランスで成り立っており、交感神経が優位の時には副交感神経の働きは弱くなってしまいます。

スマホやパソコンがもたらす情報や光の刺激は交感神経を優位にします。自律神経の働きの面でも、就眠前のスマホやパソコンは寝付きを悪くし、睡眠の質を悪化、睡眠不足の原因になるといえます。

「スマホを片手に寝落ち。気がついたら夜明け前」こんな生活を続けていると、やがて不眠症のような睡眠障害になってしまうかもしれませんので注意が必要です。

(画像はイメージです)

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