「睡眠のゴールデンタイム=22〜2時」はもう古い!?美容と健康のための睡眠学

2016年05月17日

 

睡眠のゴールデンタイムってなに?


みなさんは、睡眠にゴールデンタイムがあることを知っていましたか?ゴールデンタイムで質の高い睡眠をとることで、さまざまな「イイコト」があるのです。

1.疲労回復
睡眠中に分泌される「成長ホルモン」には、体をメンテナンスする作用があります。例えば、傷ついた細胞や古い肌を修復して再生する働きがあります。これは美肌の維持にもつながります。

成長ホルモンは、子どもが成長するためにも必要ですが、大人になっても若さを維持するために不可欠な要素なのです。

また、成長ホルモンと同じく睡眠中に分泌される「白血球」は、体内に侵入した菌と戦う役割を担っています。このことから、睡眠は免疫力を高めるとも言われています。

2.記憶の定着
私たちが眠っているとき、脳は昼間に学習した新しい情報を整理する作業をしています。その情報のなかで、重要とされたものは翌日以降も思い出せるように格納されていきます。

徹夜で勉強しても長期記憶に向かないといわれるのは、睡眠をとらないと記憶が整理されないからなのです。睡眠は、頑張って勉強したり体験したことを将来に活かすために大事な時間です。

3.ダイエット
睡眠と代謝は、脳の同じところでコントロールされています。ダイエットに関係するのは、食欲を増進させる「グレリン」と食欲を抑えて脂肪を燃焼させる「レプチン」というホルモンです。

睡眠不足の次の日は、「グレリン」を大量に分泌されるためお腹が空きやすくなります。よってダイエットには、正しく睡眠をとって「レプチン」を分泌させる必要があるのです。

 

睡眠のゴールデンタイムっていつのこと?


昔から、"睡眠のゴールデンタイムは22時から2時の間"だと言われてきました。小さい頃、「子どもは22時までに寝ないと大きくなれないよ」と注意された方もいるかもしれません。しかし今では、この常識に異議を唱える専門家が多く現れました。

そもそも22時から2時がゴールデンタイムとされる所以は、体内リズムを調節するというところにあります。人間の体内時計は、個人差があったりその日によっても変動するのですが25時間周期だと言われています。しかし1日は24時間しかないので、どこかで体内時計をリセットしてあげる必要があります。

体内時計のリセットには、朝日に浴びることが重要だとされています。朝日を浴びて起床するのが6時と仮定すると、そこから逆算して22時〜2時に床に就くのが理想的だというのが、昔のゴールデンタイムの考え方です。

「22時から2時は睡眠のゴールデンタイム」というのは嘘!と言われることもありますが、実際にホルモンがよく分泌されるのはこの時間帯なので、そういった観点から一概に誤りと言うことはできません。

しかし、現代の私たちにとって22時にベッドの上にいるということは、あまりに現実味のない話です。この時間帯ならまだオフィスのデスクの上で仕事をしている人もいるかもしれません。

世の中のゴールデンタイムの考え方は、「寝始めの3時間が重要」という考え方にシフトして来ています。

眠りに入ってから3時間の間に、成長ホルモンが大量に分泌されます。成長ホルモンが分泌されるタイミングである「ノンレム睡眠」は周期的に現れますが、もっとも深い「ノンレム睡眠」状態なのが、この3時間です。

寝始め3時間でどれだけ深い眠りにつけるかを工夫するのと同時に、1日6〜8時間くらいは睡眠時間を確保できるようにするのが理想です。

今までゴールデンタイムとされてきた22時〜2時の間は、眠っていれば健康や美容に効果的と言われるために"シンデレラタイム"とも呼ばれてきました。一方、このシンデレラタイムに眠ろうとして無理に床につくことで、結果的に不眠症に陥る女性も多いそうです。

無理にシンデレラタイムで眠ろうとするのではなく、眠れるときに質の高い睡眠をとろうとする心がけのほうが大事なのです。

コメント

この記事へのコメントはありません。

この記事の関連ワード

新着の記事

Sidekibit b fefa1c4699a4986147a527399409cd3c5417e373a7c81d98947fd955971daf54

人工知能KIBITが、あなたに合った記事をおすすめします。 初めてKIBITに教えた時は翌朝までお待ちください。