男女全裸混浴サウナで厳寒を乗り切る!

2016年02月15日

ドイツゆるやか健康ライフ 第1回

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 今年の日本は暖冬といわれているようですが、やはり冬の寒さはつらいもの。身を縮めて歩いたり、重いコートのせいで、肩こりや腰痛を起こしたりしがちです。
 私が住むドイツの首都ベルリンは、北海道よりも北に位置しており、マイナス10度を越える冬も珍しくありません。ベルリンで川面が凍っているのを初めて見たときには気が遠くなりましたが、その後はフリーザーに入っているようなこの気温にも、徐々にではありますが慣れてきました。そんな厳寒のドイツでは、サウナが人気を集めています。

 サウナは高級ホテルなどに併設されているのもちろんのこと、街なかにも気軽に行けるところが点在。多くは3時間などの時間料金制で、その後は超過料金を払えばよいシステムです。タオルやバスローブ、サンダルなどは有料でレンタルできるので、身ひとつで行くことも可能です。
 サウナの楽しみ方は簡単。まずは受付で更衣室ロッカーの鍵をもらい、衣服を脱いでサウナコーナーへ。シャワーを浴びたらいよいよサウナへ入ります。

 ここで重要なお知らせがあります。ドイツのサウナは、基本的に全裸で男女混浴なのです。
 一糸まとわぬ男女が隣同士に座り、汗をかく……これはドイツのサウナで、まったくもって普通の光景。「そんなの無理よ」と思われるかもしれませんが、勇気を出して行ってみると、想像していたようなエロスやいかがわしいことは皆無で、ごくごく普通なことに拍子抜けすることでしょう。モジモジしているほうが、逆に恥ずかしく思えてくるものです。
 男女混浴が嫌な人は、レディースデーを設けているサウナもあります。私も一人で行くときは、レディースデーを利用しています。

 サウナに入る注意点は、バスタオルを座面や足元に敷いて、肌がサウナのベンチに直接触れないようにすること。じっくり汗をかくと、日常にたまった体の凝りがほぐれていくように感じます。
 体が温まったら水風呂に入ったり、冷えないようにバスローブに身を包み、外で休んだりします。これを数回繰り返します。
 途中で水分補給することも忘れずに。ほとんどの場合、自分でペットボトルを持参しても構いませんし、バーコーナーもあります。

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多くのサウナでは、異なる温度のサウナがいくつもあったり、ミストサウナ、瞑想ルーム、マッサージやコスメコーナーもあるので利用するのもいいでしょう。十分に暖まったら、最後にシャワーを浴び、着替えて受付で料金を支払って終了。ドライヤーはサウナに備え付けられています。

 数時間後にサウナから出た後は、体の芯からほっかほか。たとえ外は吹雪でも、気にせずに歩けます。サウナがあれば、マイナス10度の冬もどんと来い!です。


プロフィール

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久保田由希(くぼた・ゆき)
東京都出身。日本女子大学卒業。出版社勤務の後、フリーライターとなる。ただ単に住んでみたいという気持ちから、2002年にベルリンへ渡りそのまま在住。著書や雑誌への寄稿を通して、ベルリン・ドイツのライフスタイルを中心とした情報を発信している。散歩をしながらスナップ写真を撮ることと、ビールが大好き。著書に『ベルリンの大人の部屋』(辰巳出版)、『レトロミックス・ライフ』(グラフィック社)、『歩いてまわる小さなベルリン』(大和書房)ほか多数。近著に、ドイツの伝統工芸品やクリスマスなどを紹介した『かわいいドイツに、会いに行く』(清流出版)。
ホームページ:
Kubota Magazin 
http://www.kubomaga.com/
おさんぽベルリン 
http://osanpoberlin.blog.fc2.com/

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