マット派? マシン派? ピラティスの効果的なトレーニング (後編)

2016年03月07日

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体力づくりやケガの予防、運動のパフォーマンス向上まで幅広く効果が見込まれるピラティス。マット上のエクササイズはもとより、専用のマシン(機械)を使えば、よりきめ細かく筋肉を鍛えられるとあって、世界のセレブやトップアスリートは自宅にピラティスマシンを備えるほどの徹底ぶり。そんなピラティスのトレーニングと魅力を紹介します。

まずはマットの上でピラティス・デビュー


ピラティスは、体の軸ともいわれるコア(体幹)を鍛え、身体をバランスよくしなやかに使えるようにするエクササイズです。このコアとは、体の胴体の部分にあたる、背骨、骨盤、肩甲骨とその周りのインナーマッスル(深層筋)のこと。このコアがしっかりしていないと、骨盤や背骨に歪みが出て姿勢が悪くなり、肩こりや腰痛など、さまざまな体の不調やトラブルを招く原因になってしまいます。

ピラティスのエクササイズは、マットの上で行うマットピラティスと専用の機械(マシン)を用いるマシンピラティスの大きく2つに分けられます。ピラティスをこれから始める人や、気軽にエクササイズをしたい人には、安定した床の上で行うマットピラティスが向いているでしょう。マットの上では、重力に逆らい自分の体の重さを活用するエクササイズが中心。背骨を丸めて起こす屈曲と呼ばれる動きもたくさん取り入れています。バランスボールやストレッチポールなどの小道具を使用することもあり、横になった状態でも全身をまんべんなく鍛えることができるのがマットピラティスの特徴です。

マシンピラティスで発見! 正しい体の使い方


ピラティスといえば、ヨガと同じようにマット上で行うエクササイズと思われがちですが、もともとは考案者であるジョセフ・ピラティスが、スプリングやバーを使って寝たきりの患者に筋抵抗やサポートを加えていたトレーニング。彼が開発したピラティス専用のマシンは、ピラティスリフォーマー、チェアー、バレル(スパインコレクター)、トラピーズテーブル(キャディラック)など、さまざまな種類があり、マットピラティスよりも幅広いトレーニングを可能にします。例えば、代表的なマシンのピラティスリフォーマーを使うと、500種類を超えるエクササイズを行うことができるのです。

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マシンには、スプリングやストラップ、バーなどが装備され、動きのサポートや負荷の調節ができるようになっています。この特殊な設計のため、高齢者やリハビリテーション中の患者から、世界的なトップアスリート、バレエダンサーまでそれぞれ効果的にトレーニングが行えるのです。

このピラティス専用マシンが優れているのは、インナーマッスルの強化はもとより、骨や関節の動きまで意識できるトレーニングが可能なところ。マシンを使って体を正しく動かすことにより、動きの癖を修正し、イメージどおりに筋肉を使うトレーニングができるのです。

動きの一つひとつが、体の構造や機能を計算し尽くして作られたピラティス。続けていると自分の体の変化や改善に気づくことができるので「気づきのエクササイズ」とも呼ばれています。
体幹が気になるあなた、ピラティスを始めてみてはいかがでしょう。

◆取材協力:

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Yumi Tsuda
資格:
Body Arts and Science International認定
マット・マシンピラティスインストラクター

Body Control Pilates認定
産前産後・シニアのためのピラティスインストラクター

<プロフィール>
世田谷区在住。仕事と子育てをしながら続けたバドミントンでは全国シニア大会ダブルスベスト8の成績を収める。トレーニングを重ねる中、怪我や故障に見舞われ、クロストレーニングとして始めたピラティスの魅力に惚れ込み、ピラティスインストラクターへ転身。自宅や公共施設のスタジオ等を中心に、マットやマシンを使ったピラティスの指導を行っている。
https://fb.com/yumi.mi.pilates.studio

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