深い呼吸で体質改善!

2016年02月03日

 

 

私たちが無意識のうちに自然に行っている呼吸。その呼吸のしかたが心やからだに大きな影響を与えているとしたら? 浅い呼吸、深い呼吸とは? 呼吸について改めて考えてみましょう。

呼吸の役割を知ろう

 

私たちは呼吸することで体内に酸素を取り入れ、脳やからだを動かし、生命を維持しています。脳にある呼吸中枢が、体内の酸素や二酸化炭素の量をチェックし、呼吸筋を動かしています。赤ちゃんの頃は胸筋が未発達のため腹式呼吸をしていますが、成長とともに活動量が増えて、胸式呼吸もするようになります。
胸式呼吸とは、主に胸の肋骨まわりの筋肉の動きを使って、胸郭を広げたり縮めたりして呼吸する方法です。腹式呼吸は主に横隔膜の動きにより行われます。横隔膜は内臓の上に覆いかぶさるように位置しており、腹式呼吸をすることで内臓の運動を促します。胸式でも腹式でも空気の入る場所は肺であることに変わりありません。

「呼吸が浅くなる」という言葉を耳にしますが、それはいったいどういう状態なのでしょうか。年齢とともに肺の機能が低下し、呼吸に関係する筋肉が硬くなることで、深く長い呼吸がしにくくなります。ストレスやからだのゆがみなどでも呼吸は浅くなります。
呼吸が浅くなると1回の呼吸で体内に取り込む酸素の量が減り、脳などに優先的に酸素が送られるため筋肉は酸素不足の状態になり、からだが硬くなったり、血流が悪くなったり、冷えを感じたりします。またストレスを感じているときも、知らず知らずのうちに呼吸が浅くなっています。
浅い呼吸を続けていると交感神経ばかりが働くようになり、自律神経のバランスが乱れ、集中力が低下しイライラするようになります。
姿勢も関係しています。たとえば猫背で上半身が丸くなると、肺がつぶれてしまい、肺に十分な空気を入れることができなくなってしまいます。

 

呼吸を意識することで気持ちをコントロールしよう

 

「息をのむ」「息が合う」「息を弾ませる」など、息という言葉を使った表現が日本語にはたくさんあるように、呼吸と感情は深く関わっています。私たちは緊張したり不安を感じたりすると呼吸が早くなります。逆にリラックスしているときは深くゆっくりになります。緊張すると深呼吸をしたくなるのは、呼吸を整えることでリラックスできることを知っているからです。
また最新の研究では感情の変化と呼吸のリズムは密接につながっており、それは大脳の情動をつかさどる部分が関与しているという報告もあります。
リラックスした状態を保つために腹式呼吸を身につけましょう。
 
◆簡単な腹式呼吸の方法

・ 仰向けに寝てゆっくりと口から息を吐きます。からだの中の空気をすべて吐ききるまで続けましょう。

・吐ききったら、鼻から大きく息を吸います。このとき下腹に軽く手をあてて、おなかが膨らむのを感じてください。

・再び口からゆっくり息を吐きます。

・この動作を繰り返します。吐ききると自然にからだが深く息を吸おうとします。たくさんの空気を吸っているイメージを持つことが大切です。

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