爪も老化する? 適切なケアで若々しい爪を保つ

2016年01月27日

 

人と話す時に、顔の次に目がいきやすいのが手元ですが、きちんとケアしているという人は少ないのでは? 肌や髪の毛など他の部分に比べると、後回しにしがちな爪の手入れ……実は、年齢とともに爪も老化し、手全体の印象にも関わってきます。いつまでも若々しい爪を保つにはどうすればいいのでしょうか。

爪の仕組み

 

爪は、皮膚の角質層が硬くなったものです。爪があることによって、指先の力を調節して物をつかんだり、うまく歩くことができるなど、重要な役割をしています。
個人差はありますが、1日に約0.1mmずつ伸びていき、全体が生まれ変わるには6カ月ほどかかります。
主成分は、ケラチンというタンパク質の一種。健康な爪を保つためには、体の外側と内側、両方からのケアが効果的です。

 

縦ジワが老化のサイン

 

皮膚や髪の毛に比べると、爪は老化しにくいといわれますが、それでも表面に変化が出てきます。
爪の老化の代表的な症状が、爪甲縦条(そうこうじゅうじょう)と呼ばれる爪に入る縦線です。加齢とともに線の溝が深くなり、50代を過ぎると目立つようになってくることから、爪のシワともいわれています。
表面的な変化に加え、爪が伸びる速度も年齢とともに遅くなり、爪全体が生まれ変わるのに時間がかかるようになります。

縦線の、溝が浅い場合は表面をヤスリで平らにすることはできますが、一時しのぎにしかなりません。ヤスリで削りすぎて、爪が薄くなってしまうこともあるので注意が必要です。
肌と同じく、乾燥によって爪の水分量が減ることで老化も早まりますから、しっかりと保湿することが重要になります。私たちは毎日想像以上に指(爪)を酷使しているので、保湿と同時に、爪のことを少し気遣うだけでも老化を遅らせることにつながります。

爪の老化対策

 

爪のエイジングケアには、保湿したり、外的刺激を減らしたりする外側からのケアと、食生活などの内側からのケア、両方からのアプローチが大切です。

●爪の手入れは保湿が第一
爪の大敵になるのが、乾燥と使いすぎです。
まず乾燥対策には、ハンドクリームなどで、こまめに保湿することが大切。特に爪周りに重点的に塗りこみ、ネイル用のキューティクルオイルをつけると、さらに効果的です。
また、手を洗ったあとは、しっかりと水分を拭き取るようにしましょう。手に水分が残っていると、それが乾くときに爪や手の水分も一緒に蒸発してしまい、さらに乾燥してしまいます。洗い物は、手が濡れるだけでなく、洗剤でさらに乾燥を招くので、できるだけ手袋をつけるようにしましょう。
使いすぎの対策としては、爪でものをはがしたり、力を入れて缶詰のフタを開けたり、指先に力を入れすぎないように気をつけましょう。日常生活で私たちはしょっちゅう指を動かしていますから、少し意識するだけでも違いが出ます。

●内側からは食事、睡眠、呼吸が大切
爪に特に必要とされる栄養分は、肉や魚に含まれるタンパク質。その他、ビタミンE、ビタミンB群、鉄、亜鉛などのミネラルも、爪の成長に関わっています。
爪は眠っている間に作られるので、質の良い睡眠も欠かせません。
呼吸と爪とは一見、関連がなさそうですが、呼吸が浅いと代謝が落ち、血液、リンパの流れも悪くなります。深い呼吸で酸素をしっかり取り込むと血液が体全体に行き渡ります。爪がはえている指先は、リンパや血液の流れの折り返し地点なので、すみずみまで流れることが重要なのです。
爪の下には、神経や毛細血管が集まっているため、体の状態が表れやすく「体の窓」といわれるほど。血行や代謝が良いと、きれいなピンク色の、いきいきとした爪になるので、内側からのケアはとても大切なのです。

毎日のちょっとした積み重ねが、若々しい手元を作ります。爪がきれいだと気分も明るくなりますよ。改めて爪の健康を意識してみてはいかがでしょう?


◆参考文献:『爪のプロフェッショナルが教える 美しい爪 健康な爪 基礎知識』
川合美絵 著/東禹彦 監修(合同フォレスト)

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