ニオイは心身の健康のバロメーター

2015年11月04日

仕事場や家庭、通勤中などに、自分や他の人のニオイが気になったことはありませんか? 人は誰しもニオイがあって当たり前。しかし、周囲に不快感を与える「スメルハラスメント(スメハラ)」になると問題です。女性は、男性に比べてニオイに敏感なのですが、ここ数年、体臭、肌質などをケアする男性も増えています。職場で好印象を与え、周囲と上手にやっていくためのエチケット意識がアップし、見えない身だしなみといわれるニオイのケアもビジネススキルの一つと捉えられているようです。

体の酸化(サビ)が加齢臭を生む

 

体のニオイには、体臭、口臭、ワキガなどがありますが、年齢を重ねるに連れて発するようになる中高年特有のニオイは「加齢臭」と呼ばれています。一般的には、男女ともに40歳を過ぎた頃からみられる独特な体臭で、全身にある皮脂腺が元になります。皮膚の潤いを保つために皮脂を分泌する皮脂腺には、脂肪酸の一つである「パルミトオレイン酸」があり、そこに活性酸素によって酸化した(サビた)脂質の「過酸化脂質」が加わると、加齢臭の源となる「ノネナール」が発生します。体を酸化(サビ)から守る力が衰えてくる40代になると、このノネナールが増加し、汗や皮膚のニオイと混ざって「加齢臭」となるのです。

 

こんな人は加齢臭が強くなる

 

年齢とともに体が酸化して(サビて)老化が進むのは誰にでも起こる現象ですが、体の中に過剰の脂肪や活性酸素を増やし、「ノネナール」の増加を促す生活習慣は加齢臭の大敵。タバコや暴飲暴食、運動不足や睡眠不足、過度のストレスがその要因となります。「もしかして加齢臭があるのでは?」と気になり始めたら、枕のニオイをチェックしてみましょう。加齢臭が出てきたときには、「肉類や油物を好んで食べていないか」、「日頃から無理をしてストレスをためていないか」など、まず生活習慣の見直しをして、体の中からの対策が重要。ビタミンCやビタミンE、カテキンなどの抗酸化物質を多く含む緑黄色野菜や果物を積極的にとり、適度な運動や十分な睡眠を心がけることで、体を酸化(サビ)から守り「ノネナール」の発生を抑えることができます。また、入浴やシャワーで皮膚を清潔にし、衣類をこまめに洗濯してニオイの原因物質を取り除くことも効果的です。
加齢臭対策に必要なのは、不摂生やストレスで体を酸化(サビ)させないアンチエイジングな生活。自分のニオイは心と体のバロメーターとして上手に付き合っていきたいですね。

 

参考図書:『40代からの気になる口臭・体臭・加齢臭』五味常明 著(旬報社)

コメント

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    2015年11月07日 14時52分

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    日本人の男性は特に匂いには関心がないみたいで。

    学生の時にはオーデコロンやアフターシェーブローションやトニックなど使ったものですがねぇ。

    仕事の時に若い人から匂って来ると、なぜか場にそぐわないなと感じてしまうのです。

    しかし、匂いというのは記憶の深い所に残るようでもう何十年前に取引先の担当者の女性の付けてた香水を覚えていたりするんです。
    街ですれ違った女性から香って来ると...


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    2015年11月06日 18時28分

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    仕事で人と会ったりする時に気をつけなければならないこと。
    ワタシャ下戸なんでよく分かるのですが、普段晩酌などで飲むことが多い人は要注意。
    自分では何でもないと思っている、というより、全く考えが及んでいないと思うのですが、「酒蒸しまんじゅう」のような匂いを発散させてるかも。

    気がついていない状態で相手先の人と会うというのは昼間から酒を飲んでいるのかという疑いをかけられて信用を失うこと...

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