ベロ美人エクササイズで若返る ~その4

2016年08月04日


口腔機能も加齢によって衰えてきます。自然現象の加齢を完全に止めることは難しいですが、筋肉である「ベロ」はトレーニングで鍛えることができます。大いに鍛えて加齢に立ち向かいましょう。

 

正しく飲み込むためのエクササイズ

 

おいしく食べるためにベロや喉を鍛えましょう!

<水溜め>
ベロを持ち上げる筋肉を調和させて、正しい飲み込みができるようにします。いつまでも若い喉でいられます。毎回の歯磨きのとき、洗面所で行うことをお薦めします。

・少量の水を口に含み、唇を閉じ、ベロで水を吸い上げてベロと上あごの間に水を溜めてください。
・このまま下を向いても水がこぼれないように10秒間頑張ってください。これを数回繰り返します。


<1粒レーズン咀嚼>
レーズンを1粒、時間をかけて食べたことがありますか? これは奥歯でしっかり噛めるようにするレッスンです。奥歯で噛んで、良い唾液を出して若返りましょう。

・姿勢を良くして鏡を見ながら、左右交互に5回ずつ行います。
・レーズン1粒を右の奥歯の上に置きます。口を閉じてレーズンを乗せた歯だけで20回噛んでください。その間、レーズンを絶対に飲み込まないようにします。噛み終わったら、ベロと上あごの間に細かくなったレーズンを集めてください。スポットにベロの先をつけ、奥歯を噛みしめて口を開けたまま、レーズンのくずを飲み込みます。
うまく飲み込めなかった人は、ベロの力や移動がうまくいっていない可能性があります。


<ヨーグルト(ソフトフード)飲み>
柔らかいものを飲むことは簡単そうで意外と大変です。ベロの力が必要です。

・ヨーグルトやプリンなどのソフトフードをベロの真ん中に乗せて、ベロと上あごの間に溜めます。口を開けたまま、奥歯を噛み合わせて飲み込みます。
うまくいきましたか? 
ベロの表面に食べ物が残っていなければ、あなたのベロは若い証拠です。

 

ベロを鍛えて加齢を“華麗”に変える


私は歯科医なので、口の中のアンチエイジング・アドバイスに力を注いでいます。アンチエイジングは「老化防止」ととらえられますが、「加齢防止」が正しいと考えています。その到達目標として掲げているのが、「美しい歯と笑顔でいつまでも若さを保つ」「自分の歯で一生噛む、おいしく食べる」「健康で長生きする」の3つ。
この3つを達成できれば、「加齢」は「華麗」に変わるのです。

アンチエイジングと聞いて、ベロを思い浮かべる人はほとんどいないでしょう。そこに見落としがあるのです。加齢現象を完全に防止することはできませんが、健康的に歳を重ねることはできます。そして、人間の身体の中で唯一トレーニングという方法で加齢に立ち向かえる器官が筋肉です。筋肉でできているベロをおおいに鍛えて華麗に年を重ねていきましょう。

<プロフィール>

 

坂本 紗有見(さかもと さゆみ)


東京歯科大学卒業。2005年、銀座並木通り坂本矯正歯科クリニック開院。Quality of life(生活の質)の向上を目的とした、歯周病を予防する矯正歯科治療に力を入れている。歯並びを見た目だけ治すのではなく、姿勢・食べ方・発音・口元エクササイズや、サプリメントアドバイスなど、アンチエイジングとより良いライフスタイルの提案を合わせた治療を行っている。日本矯正歯科学会認定医、日本臨床矯正歯科学会会員、日本アンチエイジング歯科学会認定医、日本アンチエイジング歯科学会常任理事、日本抗加齢医学会会員、MFT(口腔筋機能療法)研究会所属。著書に『矯正治療中のカリエス・ペリオコントロール』(医学情報社)がある。


◆参考図書:『10歳若返る! ベロ美人エクササイズ お口からはじまるアンチエイジング』 (インプレス)

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